英語発音についてちょっとしたヒントをお伝えしたいと思います。
日本語と英語は発音だけでなく、発声方法が違うことは
以前もお話したかと思います。
日本語は喉元発声でボソボソとしゃべっても通じます。
腹式発声でしゃべる言語ではありません。
しゃべる時に空気の量はそんなに使いません。
発音の時には顎を固めて発音します。
一方、英語の場合は逆で腹式発声で声を体に響かせてしゃべります。
響かせる為に体をリラックスさせます。
顎は緩めます。
息をたくさん使います。
特に無声音といわれる「声帯が震えない」音を出す時です。
英語発音は口や舌の形を練習しても
腹式発声や、肺活量を使わないとそれらしい音がなかなか出ないのです。
そういった違いがあるので
「英語発音の前に英語を話す体作りをしよう」というのが
私の提唱している英会話の速習メソッドなのですが、
もう一つ英語の発音が良くなる方法があります。
それは、「なりきる」こと。
英語をしゃべる時、発音練習をする時
「あなた」ではなく「アメリカ人」の役をやっている役者としてしゃべってみてください。
アメリカ人の役といっても特に正解はありません。
イメージで良いのです。
もしくは、イギリス英語を練習しているなら「イギリス人」
オーストラリア英語を練習しているなら「オーストラリア人」をイメージしましょう。
実は、先日生徒さんとレッスンをした時にある受講生の方が
なかなか発音が良くならなかったので、
「アメリカ人になったつもりで発音してごらん」
と言ったところ、一気に発音がよくなりました。
え?
こんなことで!?
他の受講生に試してもらっても同じ結果でした。
この「なりきる」ってめちゃめちゃ大事です。
イメージ力さまさまです。
人は「仮面をかぶること」で自由になれます。

それまで、恥ずかしい、できないと思っていたことが
自分ではない仮面をつけることによってできてしまうのです。
仮面は本物の仮面でなくても心の仮面でも良いのです。
日本人が英語らしい発音でしゃべろうとすると
多かれ少なかれ「恥ずかしい」という感情が出てきます。
間違えたくないという感情から来る人もいるでしょう。
自分の100%でやってへたくそだったらみっともないから、わざと下手に発音する人もいます。
本当はできるのに、「照れ」てカタカナ英語でしゃべったりしてしまうのです。
英会話練習において「照れ」て良いことはありません。
照れてしまうくらいなら
「自分はアメリカ人の役をやっているんだ」
とイメージして、自分ではない者として英語発音を練習してみましょう。
できれば、好きなアメリカ人の役者やコメディアン、司会者などのモノマネをするくらいのつもりでイメージしてなりきって練習してみましょう。
手振りとかオーバーにやりながら。
U.S.A!!
単純に楽しいですよ。
思い切りアメリカ人の仮面をかぶってみてください。
最近つくづく思うのですが、
演技メソッドと英会話のメソッドは上達するのに共通する部分がたくさんあると感じます。
なぜなら、どちらも自分の体を使い、
声を出し、言葉を伝え、感情を伝えるものだからです。
これからは「アメリカ人キャラ」を意識して英語を練習してみてください。


