「日本人は英語が話せない。」
「だから私も話せない。」
「年だし英語は難しいから一生話せない」
そんな風に思い込んでしまって
英語の勉強を諦めかけていませんか？
でも、大丈夫です。
正しい英語の勉強法と
練習の仕方を実践していけば、
海外留学をしなくても
独学で英会話を上達させていくことができます。
今回は、
・独学で英会話を習得する方法とコツ
・独学のメリットとデメリット
についてお伝えしていきます。
>>関連記事 英会話の独学が挫折しやすい理由とは？
目次
英会話上達するには何が必要か？
英会話上達の筋道を知る
英会話を学ぼうと思った人が真っ先にやろうとするのが
「単語帳で勉強をはじめる」
「文法書を読み始める」
「聞き流しCDを聴き始める」
ではないでしょうか？
でも、だいたいこのパターンでは挫折します。
なぜなら、
これだけでは「英語の勉強」にはなっても
「英会話の練習」にはなっていないからです。
つまり、英会話の練習を
受験英語の延長として考えてしまうから
実践で使えないのです。
そうではなく、
「英語を話す」というゴールから考えた時に
何が必要で、どういう順番でやっていけばよいか
をしっかりと知ってから始めることが重要なのです。
英会話学習のゴールを設定する
英会話の学習を始める際に、
どのゴールを目指すのかをしっかりと設定しましょう。
ゴールを設定することで
無駄な遠回りをしなくなりますし、
情報の取捨選択ができるようになります。
「英語が話せる」というのは
いろいろなレベルがあります。
・旅行先で買い物ができるレベル
・英語で道案内やガイドができるレベル
・英語でディスカッションができるレベル
・英語で電話したり、交渉ができるレベル
あなたがどのレベルをめざし、
どの程度の英語が喋れるようになりたいのかを
しっかりと決めましょう。
ゴールができてくると
それをどのように学び準備をすればよいかが
おのずと見えてきます。
ゴールまでの道のりを小さなゴールに区切る
英会話学習のゴールを決めても、
いきなりはたどり着けません。
その間に達成感や成功体験は絶対に必要になります。
「10キロを一気に走れ」と言われるのと、
「1キロまずは知ってみよう。それができたらもう１キロ走ってみよう」
と言われるのでは、どちらが心理的負担が小さいですか？
一つ一つ「できた」体験をすることで
英会話学習も楽しくなり、
気が付くとレベルがあがっているのです。
まずはいつくらいまでにどんなゴールを達成するかを決めて、
月ごと、週ごと、日ごとにわけてゴールを決めていきましょう。
そして継続する工夫をしていきましょう。
継続は力なりです。
英会話を学ぶ手段とは
英会話を身につけるためにはいくつかの方法があります。
海外語学留学
最近は日本人も海外語学留学をする人が増えてきました。
特にセブ島などのフィリピン留学は大盛況です。
環境に入ることによって「やらざるを得ない状況」に
なっていきますので、自然とレベルアップしていきます。
フィリピン・セブ島にあるサウスピークでの本気留学
特に海外の語学留学をする際のポイントは
「日本人とつるまない事」
「日本語を話さない事」
です。
どうしても日本人同士で固まってしまいがちですが、
英会話学習をしっかりと身につけるためには
一定期間、英語だけしか通じない環境と人付き合いを
した方が良いです。
英会話スクール
英会話スクールは日本にいながら
外国人講師の英語レッスンが受けられます。
しっかりとカリキュラムが組まれているので、
しっかりと予習、復習を行って、
レッスン以外でも自宅練習をしていくと
徐々にレベルアップしていきます。
ただし、ただ通うだけではダメです。
週に1回2時間程度の英語レッスンに通って
後はずっと日本語付では英語力はなかなか伸びません。
また、時間と場所の関係があるので
時間の確保と通える場所を見つけることが大事です。
独学
海外にもスクールにも行かず、自分の力で
英会話学習をする方法です。
費用は安く抑えられ、自分のペースで学習することができます。
最近は本やCDだけでなく、スマホアプリなどもあるので勉強しやすくはなっています。
ただし、お尻を叩いてくれる人は誰もいないし、
一緒に勉強する仲間もいないので、
かなりの意志の力としっかりとした目的意識があることが大事です。
そして、どんな順番で英会話学習をすれば良いかを知っておくことが重要です。
独学の場合、外国人講師と会話をしたり
覚えた英語表現を実際にアウトプットする機会が無いので
そこを何かの方法で埋め合わせていく必要があります。
独学で英会話を上達させるには？
独学で英会話を上達させるには、
正しい順番が必要といいました。
やみくもにやっても
時間と労力ばかりかかって
結果に結びつかないからです。
では「受験のための英語」ではなく、
「会話の為の英語」を独学で
マスターするにはどうしたら良いでしょう？
大人になってから英会話を身につけようと思ったら
下記の5ステップが必要です。
● Step1
英会話上達の順番を日本語で学ぶ
● Step2
英語を話す為の体作りをする
● Step３
英語発音を練習する
● Step４
英文フレーズの発音を練習する
● Step5
英文フレーズの表現法、ボキャブラリーを増やす
実際にこの順番を実践した人は
次々と英語が喋れるようになっています。
英会話上達の5ステップ
Step1 英会話上達の順番を日本語で学ぶ
設計図が無いと家が建たないように
英会話を勉強するにも設計図が必要です。
その為に、何から始めて、どこを通って
どこに行けばよいかをしっかりと把握できる順番を
まず学ぶことが大事です。
この部分は日本語で学びましょう。
Step2 英語を話す為の体作りをする
日本語と英語は全く違った言語です。
だから日本語の感覚で英語を話そうと思っても
発声方法や発音、身体の使い方が全く違う為
上手くはなせません。
英単語や文法を学ぶ前に、
ネイティブが当たり前のようにやっている
発声方法、発音、身体の使いかたができるようになることです。
これができなければ発音が上達していきません。
発音ができなければ、どんなに単語や文法の知識があっても通じないのです。
Step３ 英語発音を練習する
英語の発声方法、身体の使いかたが身に着いたら
はじめて発音練習をします。
発音と言ってもいきなりネイティブのマネをしようとしても
上手になりません。
英語の音の最小単位の「国際発音記号」を一つ一つ
正しく発音できるように練習することです。
これがスポーツで言う所の「基礎練習」にあたります。
Step４ 英文フレーズの発音を練習する
一つ一つの国際発音記号をマスターしたら、始めて単語や英文フレーズの発音の練習をします。
英文フレーズは音でおぼえましょう。
この段階では、英単語や英文フレーズを正しく発音できることだけを目標にします。
Step5 英文フレーズの表現法、ボキャブラリーを増やす
英文フレーズがある程度発音ができるようになったら
はじめて英文フレーズや単語のボキャブラリーを増やす練習をしていきます。
このストックをどんどん増やしていくことで使えるフレーズ、単語が増えていきます。
そしてネイティブと直接会話をしてアウトプットをする実践練習を沢山積み重ねていくことです。
この５ステップで英会話学習をすると、独学でも遠回りせずに英会話を上達させていくことができます。
このステップの実践者の変化
ちなみに、これらの英会話練習法をまとめたものに、FINAL ENGLISHという教材がおすすめです。
このモニターさんの変化を見てもわかるように、
この順番で行うと英会話の基礎がしっかりとできてくるようです。
FINAL ENGLISHは非常におすすめの教材です。
まずこの教材を使って
英会話の勉強の仕方、体作りの練習、
発音練習、英文発音練習をした上で
英単語や英文法を学んだり、
ネイティブ講師と会話練習をしたりするのがおすすめです。
そして時間とお金の余裕を作って
海外語学留学をすると英会話能力は一気に高まります。
聞き流しよりも発音練習
日本では英語の聞き流しが昔から流行っていますが、
ハッキリ言って聞き流しをしても英語はしゃべれるようになりません。
なぜならアウトプット練習をしないからです。
また、英語には日本語にない音がたくさん含まれているので、
言葉の音として認識できないものが多く含まれているのです。
だからどんなに英語を聞き流しても
雑音を聴いているような感覚になるのです。
それは自分自身が発音できない音があるから
脳が言葉の音として認識していないからです。
ということは、
英語特有の音を自分でも発音できるようになれば、
自然とその音を認識できるようになるのです。
英語発音を練習したら
リスニングが劇的に向上した。
これはよく聞く話です。
FINAL ENGLISHを実践した方も
口をそろえて感想を言っています。
聞き流しでダラダラ1時間やるよりも
英会話の発音を一日10分やった方が
効果的なのです。
独学のメリットとデメリット
以上のようにちゃんとした練習法を実践すれば
独学でも英会話レベルは上達します。
独学のメリットは
・費用が安く抑えられる
・時間と場所の確保が不要
・自分のペースで練習ができる
独学のデメリットは
・学習の順番を間違えると効果が見込めない
・アウトプットする場がない
・誰もお尻を叩いてくれないので、「鉄の意志」が必要
私のおすすめとしては「独学のみ」ではなく、
独学と環境の組み合わせをお勧めします。
つまり、独学で基礎を学んだり
勉強法や発音練習をしたら
英会話スクールや
セブ島留学に行って英語漬けの生活を送ってみる。
そこで徹底的にアウトプットをしたり
たくさん間違えて修正していくことで
英会話は上手になっていきます。
今日はここまで。
次回をお楽しみに！
